とあるバンドに再会しにいく - うずら話

先日、と言ってももう約2ヶ月経過してしまいましたが、とあるバンドのライブのため関東に出かけてったお話です。
ライブ開催地は川崎クラブチッタ、旅程は当日朝出発して翌日朝イチ便で戻ってきて昼から仕事、という強行プラン、やれんのか？
↓関東でのその他の話はこちら
uzurabanashi.hatenablog.com

🎸LÄ-PPISCH クラブチッタ35周年ライブへ

LÄ-PPISCHというのはSKA、SKACORE、ROCK、PUNK、FUNKという感じの色々出来て『非常に気合の入った』バンドですが、百聞は一見にしかずなので後のリンク動画をご視聴いただければと思います。
そんなバンドがクラブチッタ35周年で久々にライブをやる＆ボーカルMAGUMI氏が今年60歳！になるという事で、大昔ライブに行きまくって（主に地方ですが）コピーバンドまでやった身としてはこれは行くしかないでしょう！という事で行ってまいりました。

空港、しかしここに来るまでが地獄だった...

前日の天気予報によると当日は晴れor曇りから小雨程度で、まあ関東まで問題なく行けるだろうと思っていたら...なんと翌朝ありえない程の大雨＆暴風！電車で空港まで行かねばならないのに、これ大丈夫か？不安になりならがもびしょ濡れで駅に着いたら案の定『ついさっき運休決定、復旧の見通し不明』との事...仕方ないので高速バスをチェックするも同じくアウト、えっこのままここで終了なのか！？航空券もライブチケットもムダに！？と絶望的になる。
こうなったら車で行くしかない...急いで家に帰り（帰り道は雨止んできたのもむかつく）家族に頼んで同乗してもらう事に。うずら話は運転嫌いではないですが、慣れない道、しかも高速とか走るの怖くて嫌いなんですよね...しかし背に腹はかえられない、空港まで約1.5時間の恐怖のドライブ、途中渋滞などもありつつ何とか到着できました。（車は家族に乗って帰ってもらいました）

飛行機の窓から、とりあえず一安心

昼ごろの便だったのでなんやかんやトラブルがあっても余裕を持って着く事ができました、これが朝イチ便とかだと詰んでたかもしれません...ヤレヤレ。その後無事羽田に到着、セルフ足跡探訪中ずっと追ってくる雨雲に悩まされつつも、夕方に最終目的地の川崎へたどり着きました。

クラブチッタは川崎駅周辺にあるライブハウスで映画館のチネチッタと同じチッタデッラ（って何？）エリアにあります。うずら話は川崎市にはかなり長く住んでました（もっと田舎？のほうですが、中原区とか高津区とか多摩区）職場は川崎駅周辺にありましたので、チッタ周辺も懐かしエリアのはずですが、あんまり変わってなくて拍子抜けました。

クラブチッタ入口前にぞくぞく集まるファンの皆さん

待っていたら雷鳴とともにまた雨が降ってきましたが、うずら話は家に傘を置いてきてしまった＆既にさんざん雨に濡れたので何も気にせず仁王立ちしてたら、近くに居たお綺麗なお姉さん（うずら話と同じ一人客）が自分の傘をさしかけて下さって少し話をしました。バンドのボーカルが60歳になるだけあって、当然ファンの年齢層も高くボリュームゾーンは40代なわけですが、お姉さんはどう見ても20～30代の若さでなんだか恐縮してしまいました。広島から新幹線で来られて駅周辺のホテルを取られたそうで、どうせ寝るだけだしとそこら辺のネカフェの会員証作ったうずら話とは全然違うちゃんとした人でした。単独行動が自由だし気楽でいいですよね～とか、ライブでMAGUMI（ボーカル）はダイブするだろうか？本人も客も年寄りだし骨折ったらヤバいしやらないのでは？など暫く話していると、スタッフによる整列が始まり、お姉さんは前の方に移動して行かれました。

クラブチッタのネオンサイン、昔からこんなだっけ？
すっかり忘れてしまいました

ぞくぞく入場するお客さん、物販でTシャツ買いました
1ドリンクはいつも飲みきれないので
ペットボトルのミネラルウォーターを選ぶ
（フタがあるので暴れても大丈夫）

外壁に輝くLÄ-PPISCHの文字
Läppischとはドイツ語で子供じみた、等の意味です

朝から地元の大荒れ天気に翻弄され、関東でも追ってきた雨雲に追い立てられながら半日歩き回ってすでにクタクタですがここからが本番です。気合を入れなおしていざ会場内へ！（直前までは後ろの方で静かに観戦しようと思ってたのですが、会場に入ったらやはりできるだけ前の方に立ってしまいました😅まあ大丈夫だろうって事で。

🎺ライブ、スタートゥ！

1曲目はコレ↓LÄ-PPISCHの初期も初期のパンク全開の曲（映像は大昔当時）
3:52あたりからがモッシュ爆発ポイントです
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何十年ぶりかのLÄ-PPISCHのライブです、さあどうなるかと思っていたらこの曲が始まった瞬間ぐわーーっと前方に押し寄せる観客！そしてジャンプジャンプの超モッシュ状態！！ええーー！？予想と違う！！ヤバいぞこれ！！と思いながらもメラメラしてきて自分も暴れたくりました。大狂乱でこの曲が終わり『いや...この調子であと3～4曲続いた日にはマジで死ぬので後方離脱せねば...』と考えていた所、皆想いは同じだったようで、次の曲からは【隣近所に当たらない程度に踊る】に切り替わりましたw　さすが社会人の集まり、ふ～助かったぜ🤣

当日の映像配信されてたらしいのでどこかで見れるようですがよく解りません、参考までに十数年前のバンド結成25年ライブの様子はこちら↓
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うずら話はこの↑ライブには行ってませんが、ボーカル50近いのに大昔当時とあまり変わってませんね。その後頭頂部の毛がだいぶ寂しくなって、今は帽子にロン毛といういで立ちです。
バンド結成からは今年で40周年になりますが、メンバーがずっとLÄ-PPISCHとしてのみ活動してきたわけではなく、メンバー脱退、脱退したメンバーと死別、活動休止など経て、現在はこういう節目のイベントでLÄ-PPISCHが復活する感じになっています。ここまで解散せずにやって来てくれてファンとしてはホントに嬉しいですね、すごいな本当に。引き続きライブはどんどん盛り上がり、暴れたり休んだり、皆何十年前かに戻った気分でそれぞれ楽しんでいました。
LÄ-PPISCHには個性の違うメインコンポーザーが2人居たので、曲調はバラエティに富んでいます。おもちゃ箱のようなLÄ-PPISCHの世界をぜひ聴いていただけると嬉しいです。
↓ドレッドヘアの頃、毛量がすごい
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↓ストレートヘアの頃、この髪型にしてみたかった
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↓ギターの男は弾きながら大開脚ジャンプするヤバい奴です
キーボード兼サックスの男は亡くなってしまいましたが
元ちとせさんの歌う『ワダツミの木』の作詞作曲者です
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↓この頃からスラップベースが増えました
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↓ボーカルとギターの出身地が熊本県という事で、
KU・MA・MO・TOという郷土愛溢れる曲です
→歌詞はこれ
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この曲でラッパ隊が吹いているのは、↓の熊本のお祭りのお囃子の旋律です。
歌詞中の『どーかい　どーかい』もこのお祭りの掛け声です、わりと不謹慎な意味がありますw

1000年以上の歴史を誇る藤崎八旛宮例大祭。市民からは「随兵（ずいびょう）」「馬追い祭り」とも呼ばれ親しまれており、神幸行列には70団体程、2万人近くが奉納・奉賛する熊本県で最大級の祭りだ。（OH!MATSURIより引用）

↓お囃子の音は以下2つの動画で聞けます
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こんなに騒々しい所にお馬さんがいたら普通はびっくりして大暴れになりますが、訓練してあるのかちゃんと人間のいう事を聞いてくれてますね。

ライブから話がそれましたが、しないと思っていたボーカルのダイブもありステージから会場後方まで人間の波を泳ぎ、帰りも床に足をつくことなくステージに戻っていきました。うずら話はダイブコースからちょっと離れた所にいたので、めちゃめちゃ人をかき分けてギリギリ左足の赤いスニーカーのつま先にタッチする事ができました。この突発自由行動も単独だからなせる技w 広島のお姉さんはボーカルの大ファンぽかったので、ダイブの支えをやってたかもしれませんね。うずら話はこのバンドのリズム隊がすごく好きだったのですが、ずいぶん前にドラムスの男が体調不良で抜けてしまいがっかりしました。このバンドのベースラインが大好きでいつも楽しく弾いてました（遠い目）。

こんな感じ、クラウドサーフ

そんなこんなでアンコール2回、アンコールで戻ってきて「いや～ちょっと休んだら元気になるかなと思ったけど、ならんねw」のボーカルの言葉に皆うなずくw ラストは先述の『KU・MA・MO・TO』でジャンプジャンプの大盛り上がりで終わりました。
雨よりも汗でびっしょりになって会場を後に、色んな意味で体中痛い、結構長かったけどまあ2時間半位だったかな？とスマホを見たら...なんと開演から3時間ちょい経過してました！！🤣ちょっと長い？と思ったけど、長いはずだし回復せんはずだよw！！でも驚くほどあっという間でした...3時間立ちっぱで暴れたり踊ったり良くできたな？と思いますがこのツケはその後しっかりやって来るのでした😅