映画　ビデオドローム - うずら話

きょうはバレンタインデーですがそんな日にピッタリ、ではないデヴィッド・クローネンバーグ監督『ビデオドローム』を見に行きました。1982年の古い映画ですが、製作から40年を記念して4Kデジタルレストアディレクターズカット版で公開。

色んな作品のさきがけっぽい

テレビ画面からにょ～んと伸びる手？のインパクトある画を『あ～見たことある～』程度の認識でしたが、80年代にこれやったらそりゃあ後進に大きな影響与えたろうな、という内容でした。ブラウン管テレビとかビデオデッキとか今無いですし、個々のアイテムは当然古臭いのですがそんな事どうでも良くなる面白さでした。ビデオ知らずの若い人にとっては、未知のアイテムってことで逆にSF感が増すかもしれませんねw📼

これこれ

現実世界と映像世界の境界が解らなくなっていく怖さ、メディアによる洗脳、をいち早く描いた作品じゃないでしょうか。
あと人体と無機物が融合する演出を見ていて塚本晋也監督『鉄男』を思いだしました（この映画に影響を受けているかは解りません）。
メディアがどれだけ進化しようとも、人間が抱える問題は普遍的なのかな～と2024年のいま改めて考えさせられる名作です。

クローネンバーグ作品

『この監督が特に好き！』みたいなのは特にないのですが、振り返ってみるとクローネンバーグ監督の作品、意外に見ていますね。（有名監督なので、映画chなどでも定期的に放送されますしね。）劇場まで見に行ったのは『裸のランチ』で主演がピーター・ウェラー氏でしたが、ビデオドロームの主演のジェームズ・ウッズと雰囲気似てますね、クローネンバーグ監督はこういうタイプの主役が好きなんでしょうか。内容は...ゴキ的な虫がやたら出てきたな、という記憶のみですw
『デッドゾーン』←クリストファー・ウォーケン神主演、や『ヒストリー・オブ・バイオレンス』←ヴィゴ・モーテンセン氏主演、『ザ・フライ』←ジェフ・ゴールドブラム氏主演、とか面白いですね。

特典の絵ハガキもらいました

↓公式サイトはこちら
theatres-classics.com
本当は昨年公開されていた『クライムズ・オブ・ザ・フューチャー』が見たかったのですが、行くチャンスがありませんでした。どこかで再公開される事があったら行きたいと思います。
↓クライムズ・オブ・ザ・フューチャー
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