先の12月1日=映画の日に北野武監督の映画『首』を見てきました。映画の日はすべての映画が1000円で見れて嬉しいですね!
450席規模の大きいスクリーンで映画を見るのは久しぶりなので、画面の端を見るとき頭を動かすのが何か新鮮でした。ちなみに日本で一番大きいスクリーンはグランドシネマサンシャイン池袋の、IMAXシアターで高さ18.9×幅25.8メートルとビル6階分の高さに相当するそうです、ここまで大きいと何か恐そうですね...😅
『首』の概要をMoviewalkerより引用
信長
※Images by AC Photo
秀吉
※Images by AC Photo
みんな大好き本能寺って感じですが、歴史的な出来事にも関わらず第一の中心人物、織田信長の遺体が見つからなかった等、推察の余地を残す謎のあるところが小説や映画の創作意欲を刺激するポイントなんでしょうかね~
家康
※Images by AC Photo
movies.kadokawa.co.jp
🎬感想(含ネタバレ)
うずら話は歴史マニアなどでは無いので、あくまで『見た感じ』の印象を述べますと、主要キャストの面々も悪くないですが、脇の皆さんのキャラや芝居が凄く良いなと思いました。
主要キャストの中では曽呂利新左衛門役の木村祐一氏、羽柴秀長役の大森南朋氏が軽妙で好きですね。うずら話はこの二人の俳優さん自体はあまり好きではなく、キム兄についてはむしろ嫌い...(好きな方、すみません🙏)なのですが、映画中の演技について悔しいが良いと言わざるを得ない、という感想です。
※Images by AC Photo
あともう一人、これは北野タケちゃんのキャスティングの妙だと思いますが、山奥に潜む謎の怪僧役のホーキング青山氏です。漫画やアニメでありがちなキャラではありますが、ホーキング青山氏の身体的特徴により、『ん??なんでそうなってる?』と凝視させられてしまいます。完全に見た目のインパクトですが、強烈なビジュアルでした。
※Images by AC Photo
その他、大御所俳優陣も実力派ぞろいで映画にどっしりとした安定感をもたらしています。うずら話はここ何十年か日本のテレビ番組をほとんど見ていないので、その間に年齢を重ねた俳優さんをぱっと見て誰かわからない事がありますが、エンドロールで徳川家康役の小林薫氏に初めて気づきましたw(時代劇の扮装なので余計わからなかったw)
※Images by AC Photo
ここまでほとんどホメてばかりですねw もちろん『いやそうはならんやろ』な点はいくつもありますが、大部分はおそらく好みの問題(信長のキャラはもうちょっとクールな方が好き、とか)、や長年見慣れた時代劇や映画による先入観に起因する違和感、かもしれません。例えば『武家の侍、しかも主君レベルの人がメロドラマ的心情なんか持つかな~?』とか、そんな感じです。
ぱっと見の設定等については、雑兵や百姓の栄養良すぎ、丸々太りすぎやろ、とか、打ち首終了後の刑場に物取りに押し寄せる庶民をバサバサ斬ったりはせんやろ、とかそんな程度です。
一緒に見に行った家族は
・合戦のシーンをはじめ全体的に黒澤明監督の『乱』の影響があると思う
・北野タケちゃんの芝居の仕草は、三船敏郎のあの役を真似してる
などマニアックな感想を述べてました。
うずら話の『乱』の記憶はなんかピーター氏が出ていたな、と仲代達也氏のメイクが白くて化け物のようだったな、位で他は覚えてません😅
※Images by AC Photo
『首』という題名に偽りなし!という位ポンポンと人の首がはねられるこの映画、映画の日価格の1000円で見られてすごく得したと思います。とても面白かったので、おすすめです👍✨
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