うずら話 - ヒメウズラの生活

と鳥に関する雑学、たまに旅のエピソードやレトロな話などのんびりと

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孵卵15日目 転卵停止 #ヒメウズラ孵化計画2023

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26日の夕方に温めはじめた2つの卵、今日で15日目になりました。


15日目、自動転卵を停止しました

孵化2日前には転卵(=卵の中の雛が卵の殻の内側にくっつかないように、定期的に卵を転がして向きを変える事)を停止します。人によっては停止しないという人や3日前に止めるという人もいますが、我が家の孵卵器Sir.Limeyの設定は2日になっているのでそれにお任せです。


あと2日です

転卵が停止したら孵化に備えてSir.Limey内の環境を整えます。まずは孵化したヒヨコの足がプラスチックの床で滑らないよう、ダンボールにガーゼを貼った床敷を敷きます。
生まれたばかりのヒヨコの股関節はゆるゆるなので、滑る床ではしっかり立ち上がれない上に股関節が脱臼して180°開脚のようになってしまう事があります、そのまま関節が固まってしまうと立てなくなりますので、滑り止めの床敷は必ず敷かないといけません。(※万一脱臼してしまった場合は、ヒヨコの足の付け根を軽く保定して、本来の足の位置に安定するまで待ち様子を見ます、治らない場合はすぐ動物病院へ行きましょう。)


ヒヨコの足が滑らないように敷物をします
我が家では卵に角度をつけるため台に乗っけます

次に我が家の場合は卵に角度をつける(細い方を下に向ける)ように台(細い紙を輪っかにしただけですが)に乗せます。
これをする理由は、孵化の最中に卵があちこち転がらないようにするためと、雛が孵化しやすい姿勢にするためです。
卵の中の雛は↓の図のような姿勢です、卵の太い方に頭が位置し、クチバシが気室(卵の太い方の底にある、殻と膜の間に空気が入っている場所、孵化する雛はまずここにクチバシを刺して肺呼吸が始まる)の方を向いています。まれに雛の頭が卵の細い方に位置してしまう事もあり、無事に生まれることもありますが、呼吸できずに窒息する場合もあるそうです。


前かがみでわきの下からクチバシを出すような姿勢です
良く回る首と卵歯を使い、ちょっとずつ身体をずらして
卵の殻を割っていきます

雛はクチバシの先にある小さなでっぱり(卵歯)で殻を割って孵化を始めますが、孵化のとき頭の方が低くなっていると自分の重さで動きにくいですし、場合によっては窒息してしまう事もあるようです。


卵の円周をぐるりと割り進んでいきます

まあ色々書きましたが、毎回台を設置しているわけではなく、クロコちゃん達の時は床に直置きで孵化の時ゴロンゴロン転がってても無事生まれたので、極端な状態でなければ大丈夫だと思います。
↓クロコちゃん誕生記
uzurabanashi.hatenablog.com
複数集めた卵の上にお母さん鳥が座ったら、自然と細い方が下に向くように出来ているという話なので、ちょっとマネしてみたらヒヨコが楽なんじゃないかな?という感じですね。
ヒヨコ用の高タンパクの餌とホカホカルームも準備完了しているので、あとは無事生まれて来てくれるだけですが、さあどうなるでしょうか。

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