押入れの奥底からごちゃごちゃと雑貨の入った箱を発掘し中身を確認した所、昭和の香り漂うこんなものが。ROYALのロゴがありますが、社名なのか品名なのかわかりません。傷も汚れもなく綺麗なものです、歯ブラシケースの方は経年劣化でしょうか白い部分が黄色っぽく変色しています。赤・ピンク・キラキラとレトロみの深いカラーデザインですね、質感はかなりデリケートなので自分のように扱いが雑な者には不向きっぽいです、すぐ割ってしまいそう。いま『セルロイド』製って身近なもので思い浮かびませんが、昔は筆箱やオモチャなど作られていたようです。セルロイドは象牙の代替品として使用され始めその後様々な製品になりましたが、発火し易いという事で現在は製造されておらず、主にポリ塩化ビニール等が使われているそうです。
欠点はあれど汎用プラスチックorビニールには無い独特の風合いがセルロイド製品の魅力じゃないでしょうか。↓のお店には美麗なセルロイド万年筆があります。
京都セルロイド
www.kyotocelluloid.com
大西製作所
www.pen-house.net
といいつつ雑な私の筆箱は、ビニール製のこんなやつ(汚れ有)ですwww.villa-savoye.fr
これだとカバンやリュックにぽいっと放り込んでも、勝手に好きな所にフニャっと収まっているんで気を使わなくて良いです。
マニアでも何でもないですが、新旧色んな文具を見るのは結構楽しいですよね。