鳥類は美しくさえずったり、人の声を真似したり、中には機械音そっくりの鳴き方をするものがいたりと、音声の種類の豊富さからも仲間と複雑なコミュニケーションが出来ているように思えます。
これは我が家のコミュニケーションモンスター、まめちゃんです
生まれた時から現在まで、他のメンバーより一回り小柄です。ヒヨコ時期は他のみんなが毎日着々と+1g~2g増量していくのに、いつまでも生まれた時の3g+1のままでした。何か問題があって長生きできないのでは...そんな人間の心配をよそに、小さいままでも誰より元気で賢く、フレンドリーなまめ氏でした。
育雛箱を枕元に置いて寝ているので、朝目が覚めたらまずはヒヨコの無事をチェックしますが、『はい~みんなおはよ...』と見た瞬間バチっとまめちゃんと目が合います。毎朝必ず、まめちゃんが真っ直ぐこちらを見て待ち受けています。朝に限らず、こっそり写真を撮ってやろうなどと忍び寄っても無駄です、フサは気づかずとも、まめちゃんは必ず気づいてキラキラ眼でこっちを見ています。いつも元気印ですが表現力も豊かで、ヒヨコ語のうなり『ウー』と疑問形『プィ?』さらにナデナデ最高潮時のノリノリ『プィーーーー!!!』はまめちゃんから採取されました。そしてもうひとつ『呼ぶと頭を振る』、「まめちゃん」と呼ぶと小刻みにプルルッと顔を振ります、「まめちゃんまめちゃんまめちゃんまめちゃんまめちゃん...」と連続で呼ぶとプルップルプルップルプルップルッと連続で振ってくれます (笑) 他にも大きくなってからやるようになった子もいますが、ヒヨコの時からやっているのはまめちゃんだけです。二~三ケ月目あたりで思春期(反抗期)のような時期があり、急によそよそしくなり近づくと逃げまどわれ警戒音を出され...ショックでへこみましたが、暫くするといつの間にか元のフレンドリーまめちゃんに戻っていました。あれは何なんだろう、ホルモンバランスの変化などでしょうか。他にも♀はそんな時期のあった子が多いので、そういうものなのかもしれません。ある日まめちゃんともう一羽を放鳥中のヒメウズラ部屋に、用事で家人が登場、ヒメウズラ達とは初対面です。ダッシュで逃げるもう一羽、まめちゃんは...ダッシュで知らない人に近づき足元にw そして下からじーっと顔を見上げて『ピップププップクプ?ピッピポピップ?ピップクピピププ?~』こんな感じで話しかけ始めました。家人が移動してもぴったりついてきて、延々ずーーっとピプピプ話しかけています(^o^; 普段なにもない時の鳴き方は単発『ピッ、ピッ』なので明らかに何か喋っています。踏むと危ないので部屋の隅にいる仲間の所に連れていっても、ダッシュで戻ってきて喋る喋る(笑)
うずら話「...なにかめちゃめちゃお主にはなしかけておるぞ」
家人「...うーん(まめ氏の話をしばらく聞く).......全然わからんな」
そらわからんだろう...w
というか、解らないのが残念だなぁ~!何て言っているのか知りたいですよね(笑) 最初はたぶん『ねぇ、あんただーれ?』とかだと予想します。いっぱい喋ってくれたのに、わからないコミュ障でごめんよまめちゃん。
コミュニケーションの達人のまめちゃんは他にも色々な技を持っているので、追い追い紹介したいと思います。