久々にこれは絶対見に行こう!と思って行った映画をご紹介。
↓予告編
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🎬ざっくりあらすじ&感想
アウシュビッツ収容所と壁を隔てて隣接する瀟洒な邸宅に住む、所長ルドルフ・フェルディナント・ヘスの家族の日常を描いています。
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いたって家庭的で豊かで平和な住環境に、ヘス夫妻と5人の子供、多数の使用人(ポーランドの現地の人)が生活していますが、壁の向こうからは間断なく不穏な音が響いています。皆それらが何の音か解っていますが、当たり前の生活音としてことさら気にする様子はありません。
その昔ホロコーストについて知った時「この現代で、ある人種(実際は人種ではないですが)を全て根絶やしにするなんて計画を本気で実行したなんて、そんなバカな事が本当に??」と信じられませんでした...原始時代や戦国時代じゃないんですよ、自動車も飛行機も飛んでる時代にですからね...。当時の平和ボケお花畑のうずら話はそんな風に思ってましたが、人間は現在でも場所を変えて同じ事をしていますね、人間はそういう事が出来る、ほっとくとやる生き物という事です。いつ自分が絶滅させられる側、する側になっても不思議じゃないのを忘れず、そうならないよう世界の動きを注視していないといけません。
↓うずら話のオシフェンチム(アウシュビッツ)見学記も見てもらえると嬉しいです
uzurabanashi.hatenablog.com
↓このおじさんのおかげで私のポーランド好きが永続的になり度々旅行することになりました
uzurabanashi.hatenablog.com
↓『関心領域』公式サイト
happinet-phantom.com
🎬よもやまネタバレ
↓監督によるネタバレ舞台裏
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この映画は常に聞こえてくる環境音(主に収容所からの)をよく耳を澄まして聞くのがポイントです。戦争の長期化に伴い拡大する地獄からの音も凄惨さを増していきます。
ロケ地はここ?
↓第2次世界大戦中ドイツ軍がこの城の地下に巨大な『地下帝国リーゼ(Riese)」を作っていた』とこのブログで紹介されてます。知らんかったな~
kaneko.pl
ちゃんとWikiにも載ってますね、また行く事があれば見学したいな。
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「最終的解決」が話し合われたヴァンゼー会議
この邸宅は今はヴァンゼー会議と先の大戦の資料館になってます。湖のほとりで木々に囲まれたのどかな場所です、ベルリンからそう遠くないので電車で行くといいです。
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主たる舞台のヘスの家で現存するのは敷地だけで、劇中の家や庭は資料をもとに復元したセットだそうです。実際にアウシュビッツに隣接してセットを作ったかどうかは不明です。
あと印象的だったのは、ヘスが犬や馬をとても可愛がる場面、ここはフッと鼻で笑えました。ドイツに居た時に知人の誰かが「ドイツ人は犬(動物)にはすご~く優しいよ、アジア人には冷たいけどw」と言ったのを思いだしました、これはまあ真実だと思いますw (もちろん皆が皆ではないですw でも現在のドイツを見ると、難民と称する移民や、某国から国策でじゃんじゃん送り込まれる留学生や、看護師不足で東南アジアに依存せざるを得ない状況など、まあ邪険にしたくなるのも無理もない?日本もすでに似たような状況かも?)
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映画の最後のほうで現在のアウシュビッツ跡にあるガス室、火葬場、博物館の展示の一部が写されてます。
重いテーマではありますが、戦闘や殺戮のショッキングなシーンはありませんので、興味があればぜひという感じです。
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暗い内容ばかりになってしまったので、今日のうずら話イチオシの動画↓を見て心癒されてください🙏
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