やっと涼しい秋が来た!と思ったのもつかの間、また微妙に蒸し暑い日が続いております。灼熱の残暑じゃないだけまだマシですけどね!まさに季節の変わり目という、体調をくずしやすい気候なので皆さま何卒ご自愛ください🙏✨
過去記事のはてブにて、【先日TVでインコは興味をそそられると首を傾けるって言ってました。ウズラちゃん達もですか?】というご質問をいただきましたので、今回はこれについてうずら話なりの回答をさせていただきます。
↓過去記事はこれ
uzurabanashi.hatenablog.com
名前を呼ぶと首をかしげて、人の話を聞いているような可愛いポーズをしてくれる鳥さんたち、あざとく見えるこの動きwですが、実は鳥さんの目のしくみに理由があります。
🐥鳥の視界 👀
まずは前置きを、鳥さんの眼球は人間と違って可動域がとても狭いです、これは大きな眼球が頭の骨に固定されているからです。中でもフクロウは目玉を全く動かすことができません。
左フクロウ、右人間ではこうなります

フクロウくんと人間の目に見えている範囲(一方向を見ているときの全体視野)は同じくらいですが、人間は目玉だけを動かして周囲のものに焦点を合わせて見ることができます。フクロウの目玉は動かせませんので、上図の状況だと『視界になにか蝶々っぽいのが動いているのはわかるけど...』という程度に(おそらく)見えています。

フクロウくんはこの狭い可動域を補うため、柔軟に動く首(左右に約270度回転)を回して頭ごと視界の向きを変えます。
このよく動く首に加え、視力は人間の8~10倍、猛禽類の仲間には1km先の獲物を視認する能力があるものもいます。ここから本論ですが、多くの鳥は目が頭の側面についているため、両目で約300度もの広い全体視野を持っており、頭を動かさなくても広範囲をカバーできます。一方で、物との距離感を正確に測る両眼視の範囲は、前方のごく一部に限られます。

焦点の合う両眼視の範囲がとても狭いので、興味のあるものをよく見たいときは、顔を横にむけて片目でじっくり見る事が多いです。この時のポーズが、【何かに興味があって、考えている】ように見えますが、実際は【何かに興味があって、じっくり見ようとしている】動作になります。

ミト『なにこれ...こわい...』
怖すぎて片目でじっくり見る余裕なんかありません、両眼視でしっかり距離をとってこれ以上ぜったい近づきませんでしたw
※以降の鳥さん写真は全て写真ACより
こくびをクイッとかしげて可愛らしいマメルリハインコちゃんですが

矢印の方向をしっかり凝視中、何があるのかな?

これは野鳥の中でもフォトジェニックアイドルの
シマエナガさんですが、あざといポーズで斜め上か下を凝視中

隙の無い警戒っぷりのカモメ師匠

可愛いくて賢いの化身、セキセイインコさん二連発
写真を撮っている大好きな飼い主さんを凝視中


からのオカメちゃんの熱い視線、飼い主大好き💕の顔ですね

白文鳥先輩のシュッとした首かしげ

こんなにかしげて、何見てんですか先輩w

これも見事な90度ですがw
人間目線からはただ可愛いだけですね

これは我が家のほーさんです
何か言いたそうな顔からの

人間が近づいてきたので、片方の目でよーく見ています

というわけで【目が頭の側面についた鳥さんが首をかしげる理由=可動域が狭い目玉のかわりに、首を動かして物を凝視するため】、素人説明ですが大体こんな感じで合っているのではないかと、違ってたらすみませんw
道端の鳥さんが片方の目をこちらに向けて、小首をかしげてたら『むっ、こっちを凝視しているな?』と思って間違いないと思います🐥✨
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