タイトルから音楽の話とは夢にも思うまい、という事で改めてご紹介。
🎸八十八カ所巡礼とはバカテクハードロックバンドである
うずら話はスカ、パンク、スカコアが大好物ですが、人間椅子のような世界観（文学・猟奇・和の心、的な）のハードロックバンドも大好きでして、かつては筋肉少女帯のライブなどにも行ったものですが、もう十数年はコンサートやライブなどから足が遠のいておりました、昨年秋まで...。
https://ningen-isu.com/
ひょんなことから八十八カ所巡礼の楽曲動画を見て、「ヤバい...こんな奴らがいるのを知らなかったとは不覚！これは聴きにいかねば！！」となりました。
88kasyo.com
どんな感じのバンドかというとWikipediaによれば『仏教や神道など、東洋の宗教の世界観を取り入れた楽曲が多い。』という事ですが、百聞は一見にしかず、良かったら以下MVを是非ご覧ください。（うるさいのが苦手な方は二番目の曲をどうぞｗうずら話イチオシです！）
🎸個性的すぎる三人衆
僭越ながら少しくメンバーをご紹介。
体中に刻まれたTATOOといい独特なファッションといい、個性の塊のようなお方です。線が細くて可愛らしいルックスのため女性と勘違いされる場合も多いようです。
廣井氏とKenzooooooさんは四国出身で、同じ四国人の超売れっ子米津玄師さんとは飲み仲間だそうです。皆さん酒豪っぽいですなw
🎸十数年ぶりのライブハウス
開演前に番号順に並んでいたら、すぐ後ろの人から「（ライブ中）声を出しても大丈夫なんでしょうか？ライブハウスは初めてなもので」と聞かれました。「大丈夫だと思います」と答えましたが、マスク必須の状態なのでもしかしたら声援禁止とかあるのか？と一瞬考えてしまいました、まあそんなわけないんですが。そしてワクワクしながら中へ。
↑もっしゅの例
激しめの楽曲なのできっと若い衆のモッシュが激しかろう、巻き込まれないように後方で観覧しよう、と思って行ったら誰一人暴れる者おらず。暴れるどころか踊るのも遠慮がちで皆さん行儀よく手拍子的な感じ。何でしょうか、ここ十何年でライブハウスまでもがコンプライアンス向上してしまったんでしょうかw まあこれはこれで怪我人も出ないし良いのかな？昔はヘドバンのし過ぎで数日は首が筋肉痛、足踏まれすぎてあざだらけ、になったものです（遠い目）。
しかしマスク着用のせいで皆さん大声を出す感じにならないようで、コール＆レスポンスを求められても全くレスポンスなく...廣井氏と観客の間になんだか寂しい空気が流れていました。うーむ、マスク解禁になったらもっと盛り上がるだろうか？
イラストACより
印象的な出来事として、車椅子のお客さんがステージ前、最前の一番端っこに遠慮がちにいらっしゃって、周りの人たちもその人が演者をちゃんと見られるように空間に余裕を持って立っていました。しかし開演後しばらくしてやってきた茶髪と帽子の青年二人組が後方から最前までゴリゴリ入って行き、車椅子の方の前の空間、皆が気を遣って空けていた空間に『ここあいてんじゃんラッキー』とばかりに立ちふさがり、車椅子に座った目の高さからはその青年らの背中しか見えない状態になってしまいました。車椅子の方と付き添いの方は困惑した表情でしたが文句も言えず、そのまま演奏は進み茶髪のアンチャンはノリノリで一人モッシュしており、おそらく車椅子の方や周りの人たちにガツガツ当たっていたと思われ。演奏中その様子に気づいた廣井氏が「おい、おまえそれやめろ、モッシュ嫌いなんだよ（苦笑）」という感じの注意をされ、茶髪は暴れなくなりましたがやはり車椅子の前に仁王立ちのまま。そしてさらに演奏は進み、廣井氏がモニターの上に乗ったおかげ？か解りませんが茶髪らの真後ろにいる車椅子の方に気づき、「おい！！てめーそこどけ、その人見えねーだろうが！（怒）」という感じに眉間にシワを寄せてキツめに叱責されまして、やっとそのアホアホ二人組は車椅子の人の視界からどいたのでした。
見た目はぶっ飛んだミュージシャンですが、中身は一本筋の通った日本男児の八十八カ所巡礼、今後もチャンスがあったらぜひライブに行きたいと思います。
演奏はそりゃもう最高でございましたよ！！
イラストACより
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