☔ こんな所に?
GW初日ですがうずら話が居る地域はあまり天気が良くありません、お昼ごろ買い物に出かけましたが風が強く、ときどき小雨という感じでした。帰り川沿いの道を歩いていたら、道の真ん中に違和感のある物体が...黒っぽいゴムの切れ端かなと思いましたが、ちょっと気になってよくよく見てみるとアカハライモリでした。アスファルトの色が完全に保護色になっており、本人も縮こまってじっとしているので下を見てなかったら踏むとこでした。
川があるとはいえ絶賛大規模浚渫中で濁流激しく、とてもイモリが住むような場所ではないし、周りは住宅街で田んぼやため池のようなものもなく...お主は一体どこから出てきたのだ。このままにしとくと車にひかれるのは時間の問題なので、とりあえず拾ってどこかに避難させる事に。掌だと熱いだろうからウィンドブレーカーのポケットに入れて避難先を考える。
うずら話の家の庭に水盆でも置いてそこに入れたらいいかな、と思いましたが、よく考えたら野良猫が毎日パトロールしにくるのですぐ食べられてしまいそうです。家の中で両生類を水槽で飼う、はハードルが高くて無理だし...どうしよう、考えたあげく山のため池のそばの水たまりまで連れていくことに。徒歩30分くらいでそう遠くはないので、イモリがポッケで元気にしてるかチェックしつつ山へ。道中こんどは60cmくらいの蛇(種類はわからない)が路上で死んでいました、蛇を見るのは珍しいですがなんでまたアスファルトの歩道の真ん中で??猫にくわえて来られたか、人に踏まれたかわかりませんが不思議です。イモリといい蛇といい、この荒天で慌てて迷い出たか、あるいは両生類爬虫類にとっては絶好のお出かけ日和なのか?謎ですね。
山の水たまり付近にはたくさん蛙がいて合唱しています、イモリの仲間がいるかどうか解りませんが、蛙が住んでいるしイモリが食べられるものもきっとあるでしょう。この水たまりは時々サギなどが獲物を狙っていたり、おそらく蛇のような敵もいるだろうし、イモリも楽ではなさそうですが車にひかれるよりはマシかと思います。農道の脇を掘った溝に水たまりから小さな流れが出ています、ここなら鳥に見つからなそうなのでイモリを置いたら、ノソノソ移動しているうちに小さな流れに乗って小さな藪のトンネルにつるっと消えていきました。イモリは泳ぎが上手なので大丈夫でしょう、うまいこと相棒を見つけて卵を生んで増えてくれたらいいですが。水たまりは夏場や雨が少ないと干上がることがありますが、すぐ近くに大きいため池があるのでピンチになったらイモリは自分で移動するでしょう。
帰り道、山から木の枝を持ってきて路上の死蛇をひっかけて近くの藪の奥に投げておきました。アスファルトやコンクリートの上で生き物が立ち往生している姿は、あんまり見たくないですね。
ほとんど田んぼ、それもかなり山奥でしか見たことがなかった自然のアカハライモリ、住宅街の道端で出会うとは思いませんでした。ほんとうに可愛らしかったです。
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