随分前にその部屋の主が居なくなり、たまに埃をはたく位で殆ど触らずの間になっている部屋がありまして、久方ぶりに掃除をしたら古ぼけた物品を発掘しましたのでご紹介。使う時はこのように蓋を開けランプを点灯し、スライドやフィルムをセットして白いスクリーンや壁に映像を映します。光源となる電球(おそらく専用の)がありませんので、正常に点灯するのか&映写できるのかは確認出来ません。
この幻灯機で何か映像を見た事があるのか?記憶にありません...。電気を消した真っ暗な部屋のふすまにぼんやりと映る四角い光と、光に漂う埃を覚えている気がしますので、一度くらいは何か見たんじゃなかろうかと。美術館やギャラリーのインスタレーション展示などで、こういう小さい幻灯機というかプロジェクターがぽつんと置かれていたりしますね。
1950~60年あたりの製品のようです。リサイクルショップさんで似たタイプのMinolta社製品を紹介されています。
resaleloop.exblog.jp
映写機があるんだから当然フィルムもあるだろうと探したら一つだけ発見しました、巻いてあるタイプのものです。何が映っているのかは解りません、伸ばして見る度胸なしw他に一枚ずつのスライドタイプもあった気がしますが...気のせいだろうか (^^;幻の灯りの機械というネーミングも、映る映像も幻想的でノスタルジーを感じますね。加えて自分の記憶のボンヤリっぷりが尚更想像というか妄想を拡大させている気がします。
スライドタイプなら工作アニメキットで見れるかも?
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