先日、昨夏ぶりに映画館に行きまして、久々にドイツ語にどっぷり漬かりましたという話。
↓公式サイト
www.goebbelsmovie.com
↓Trailer
www.youtube.com
すべては、シナリオ?
原題『Führer und Verführer』
Führer(総統・指導する人)とVerführer(煽動者・そそのかす)とFührerがかかってて気が利いています。映画の冒頭では『Führer und Seducer』と表示されたような気がしました、片方英語なの何で?と思ったけど、undじゃなくてandだったかも?英語圏向けのタイトルバックなんでしょうかね。
邦題は『ゲッベルス ヒトラーをプロデュースした男』と歴史的有名人の名を2つ冠しており、解りやすいですね。しかし、これもなぜ一般的に通ってそうな『ゲッペルス』でなく『ゲッベルス』と英語読みなのかは謎です。(最近はこっちの方が主流なんでしょうか?)
などと小さな困惑はありつつも、全編ドイツ語なので身体中耳にして聞き、忘れかけていた単語たちと共に思い出も蘇ってきましたw また勉強しなおして検定でも受けようかなという気分になりました、やはり異文化の言語は面白い。
イベント、映像、演説における演出・煽動の天才ゲッペルスは、平時でもビッグプロデューサーになれたでしょうか?そんな架空の物語を見たくなりました。
↓この写真のあとに、ひとつネタバレを書きます。

これは、総統と上層部メンバーの会食の様子
この座る場所にもいちいち意味がある...めんどくさい世界!!😓
演説中のいい間違い(言葉の言い換え、言い直し)までも計算して入れる所はおぉ~そこまでやるのか、と思いました。しかし芝居の世界では常識なんでしょうね?
ほんとうに、自分が知らない世界や常識がたくさんあるものです。
戦争と共に、人間を人間と思わない異常な世界が現実にあらわれ、膨大な数の人が犠牲になり、その世界を作ったものたちも最期は命を落とす、未曾有の悲劇の舞台裏がこんな陳腐なものか...という気持ちにもなりました。
※作品としてはおすすめしますが、作中に戦場や収容所の残酷な実写映像が使われていますので、苦手な方はご覧にならない方が良いかもしれません。
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