うずら話 - ヒメウズラの生活

と鳥に関する雑学、たまに旅のエピソードやレトロな話などのんびりと

* * * お す す め * * *

雑記 映画『犬の裁判』『国宝』

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疲れて帰ってきたらバタンキューとか言いつつも、気分転換のためなら出かけますw ちょっと前に観てきた映画2つをご紹介。

🐶 犬の裁判

人を噛んでしまった犬『コスモス』の命がかかった裁判の展開を通じて、動物と人間の関係について考えさせられます。
↓公式サイト
kodi.onlyhearts.co.jp
↓Trailer
www.youtube.com
※ネタバレ多めの感想になりますので、これからご覧になる予定の方は飛ばしてください。


この映画の中の法律においてペットは『物』扱い、怪我をしても『器物破損』扱い、人を噛むなど危険度が高いと認められたら殺処分です、これは現在の日本でもたしか同じだったと思います。映画の裁判でコスモス弁護側は、犬(動物)は人ではないが物でもなく、動物としての本来の性質・生き様があり、人間はそれを理解し考慮すべきだ、という主張で戦っていきます。


最近のフランス映画に良く見る『浮浪者風でぶっとんだオッサン』『明るい人格者の黒人の狂言回し』が登場し、前評判通り重い雰囲気でなくコミカルに描かれていますが、脈絡もなく『女性差別』を絡めた演出がちょいちょいぶっこまれるのもダメなおフランス映画度を上げています。演出の仕方も陳腐で「おいおい...😓」となること請け合いです。うずら話が気になった場面は...
→ あの大きさの雄犬と、あの体格の女性が本気のバトルになったら...絶対人間に勝ち目はありません、死なないまでも指や腕や足の一本は失くすかもしれません、無事で済むわけない
→ 犬は人間の雌雄を識別していますが、「女(雌)だから」という理由で侮ることはありません、「群のリーダーか、否か」「自分より強いやつか、否か」野性味の強い犬ほど上下関係を意識するそうです
wanchan.jp
→ 犬が人間の背より高い戸棚のてっぺんに自分から登って留まっていることはありえませんw 不安定で高いとこ嫌いなんだよ!

他にもツッコミどころは色々ありますが、キリがないのでやめておきます。犬を飼っている人ならすぐ気づくレベルの雑演出です。


ただし終盤、裁判の最後のほうで女弁護士が「この生き物は、自然に属している...」(たしかこんな台詞だったかな)、と言ったところで涙が出てきました、我が家のヒメウズラ隊だって本来はそうなんだよなあ、思うと何だか泣けてきました。
コスモス役の犬が本当にそのへんの犬という感じで可愛らしく、女性弁護士のマンションの隣の部屋に住む男の子がすごく良い芝居をしてぐっときますので、これは見どころだと思います。


lp.p.pia.jp
動物の権利について、重くなりすぎずに問題提起してくれる、という点では良い映画だったと思います。

↓映画『EO』 こちらは家畜の運命について『重~く』考えさせられます
uzurabanashi.hatenablog.com

🎌 国宝

いま高評価の嵐のこの映画、あまりに評判が良いので見に行ってみました。
↓公式サイト
kokuhou-movie.com
↓Trailer
www.youtube.com
もういろんなメディアで取り上げられて、はてなブログにもたくさんのレビューが上がっているので、あらすじに触れる必要はないでしょう。感想としては、最近の芸能界あんまり知らんけど、こういう役をしっかり演じる若い役者さんがいるんだなぁ、と思いました。気になった点は、二人道成寺の舞台の最中に主役の二人がすれ違う際、御曹司の方が歯を見せて微笑んだ所です。主役の女形が歯を見せて笑うとこ見たことないですが...演出なのか、もともと有りなのか?よくわかりませんが、あの場面は梅沢富美男さんの女形を思い出してしまいました(いや、大衆演劇としては美しいですけども)。


これは関西のほうですかね?

うずら話は大昔に、坂東玉三郎さんに興味をもって何度か歌舞伎座に行きました。板東さんは、舞台上での美しさもさることながら、身体表現をストイックに追求し(確かバレエ等も学ばれていました)、そのプロ意識の高さを尊敬していました。
玉三郎さんに興味を持ったのは、深夜にテレビで放送していた『夜叉ヶ池』 という映画を見てからでした。
玉三郎さん主演『夜叉ヶ池』 お百合さんと夜叉ヶ池の竜神・白雪姫を演じてます
www.youtube.com
www.shochiku.co.jp
映画が始まって玉三郎さんが出てきた時「えっ?映画なのに何でこの人だけ真っ白な白塗りなんだろう...」と不思議でしたが、見ていくうち違和感がなくなってきて、美しく怪しい竜神の姫にしか見えなくなりました。とにかく所作、立ち居振る舞いが美しいですね、歌舞伎の方は。ちなみに、歌舞伎俳優で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されている人はこれまでに5人、そのうちの一人がこの五代目:坂東玉三郎さんです。
www.tamasaburo-bando.com
ついでに、うずら話が好きなバンド人間椅子の曲にも、『夜叉ヶ池』があります。泉鏡花の世界インスパイアです。
人間椅子の『夜叉ヶ池』
youtu.be
あとは噂通りの長尺、約3時間!退屈することはありませんが、疲れているとちょっと寝てしまうかもしれません。うずら話は御曹司がグレて出奔し、戻って来て復活するくだりで少し寝てしまいました😅
全然レビューらしいレビューをしていませんがw、どうせなら本物の歌舞伎役者さんのレビューをご覧ください✨
團十郎チャンネルで、團十郎さんがレビューされてて面白いです
www.youtube.com
「てめぇふざけんなよ」の言い方が、おっやっぱ海老蔵だね!wって感じでいいインタビューです。このチャンネル初めてみました、お子様たちがすごく可愛らしく成長されていますね、親御さんとしては先が楽しみでしょう。

歌舞伎マニアというわけではないので、歌舞伎界や演目について全然詳しくないですが、芸術として素晴らしいと思っています。また機会とお金があったらw、歌舞伎の生の舞台を見に行ってみようかなと思いました。

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