うずら話 - ヒメウズラの生活

と鳥に関する雑学、たまに旅のエピソードやレトロな話などのんびりと

コジ 6

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前回は半年ほどですっかり成犬の大きさになった所まででした。
uzurabanashi.hatenablog.com

🐶 女はつらいよ

大人になった小次郎さん、7~8か月頃だったと思いますが生理が始まりました。れっきとした♀犬になった証拠です、名前は男でもおんな小次郎です。
そうすると近所のほとんど放し飼いの♂柴犬をはじめ、強そうな♂野良犬などがどこからともなく現れるようになります(まだ生徒に眉毛を書かれた学校犬や、生粋の野良犬が存在できてた時代でした)。夜は玄関に入れて置けば大丈夫ですが、昼間は外に出してやらないと小次郎さんがキュンキュン不満を言うので外に繋ぐ。そうすると押し寄せる夜這い(昼夜問わず来ますが)犬どもをホウキ持って追いかけたり水かけたりも~追い払うのが大変!婆ちゃんにいたってはあわや!という所を見つけ、捨てるつもりで外に置いてあったミニちゃぶ台をふりかぶって♂犬の背後からパカーンと一撃。
婆ちゃんのおかげで小次郎さんの貞操は一度は守られましたが、ちゃぶ台ごときで♂犬が諦めるわけがない...昼間油断できない婆ちゃんのストレスが限界に。そこら中から来るものを追い払うのは難しい!ので、大きめの犬ケージを買って小次郎さんを入れてみましたが、今まで外で好き勝手遊んでいたのが閉じ込められて不満爆発、キャオンキャオン猛抗議の末檻から解放される小次郎さんなのでした...。

庭の若犬
背後に見えるのが小次郎防御用ケージ
速攻で無用の長物に

🐶 お腹が痛いよ

捨て犬を貰って育てているのに、その犬から飼うことのできない子犬がたくさん生まれてしまっては本末転倒です。このまま小次郎さんを外飼いするには避妊手術をするしかない、という事で近所の犬猫病院へ(当時は市内に2軒しか動物病院はありませんでした)。
そこのお医者さんの腕の良し悪しはわかりませんが、小学生の時に道端で怪我をしてうずくまっていた子犬を友達何人かで持っていったら、黙って薬を塗ってくれた事があり悪い人ではなかったと思います。しかし小次郎さん、麻酔の効きが悪く手術中にヒャンヒャン痛そうに鳴くのには参りました😢 「こういう三角の立ち耳の和犬タイプは麻酔に強いんだよなあ」と言って、体重に対して限界量まで注射されても完全に眠ってしまわないのです...開腹し丸っこい卵巣をふたつ摘出し縫合するまで、悲しそうにヒュンヒュン言う小次郎さんが不憫でなりませんでした。何も悪いことをしていないのに、痛い目に合わせてごめんな😢 完全に八つ当たりですが、もうこの世の♂犬を全部駆除してやりたい位の気持ちになりました。

手術が終わってぐんにゃりとお父さんに抱きかかえられて帰宅した小次郎さん、麻酔から覚める時に悪夢や幻覚を見る事があるそうで、ヨボヨボと頭をもたげてはキュンキュンと心細そうに鳴くので、ずっと家族でなでたり声をかけたりしていました。
暫くして立ち上がれるようになっても、お腹が痛いので座ったり寝たりしたくないらしく、立ちつくしションボリうなだれているばかり...。夜、傍に布団をしいて一緒に寝ようとするも、眠くてまぶたがひっついてユランユランしているにも関わらず横にならない...よっぽどお腹が痛いようです😢。可哀相ですがちゃんと寝ないと傷も良くなりません、グラーっと人間の顔に向かって倒れて来そうになったので、無理やり押さえ込んで布団の上に横に寝かせました。小次郎さんは一声「キャン!」と言ったものの、その後は人間と一緒にグースカ眠りにつくことが出来ました。

避妊手術後
手術後、家の中で甘やかされて
ふぬけた顔の小次郎さん

その後いっとき食欲が落ちゲッソリしましたがまもなく食欲復活、お腹の糸が取れるまで家の中で甘やかされ放題。すっかり赤ちゃん犬の気分にもどって人が何か食べていると『ひとくちちょうだい👀✨』と甘ったれた目つきでさいそくしていました😊。
この恐怖体験で小次郎さんが人間嫌いにならないか心配しましたが、大の動物病院嫌いになっただけで済みました😌。

当時は避妊手術をしてまで雑種犬を飼うような家は少なく、小次郎さんと共に川から救出された姉妹犬は、いつの間にか妊娠して子犬を生んでしまったようです...その飼えない子犬たちがその後どうなったかは知りません、小次郎さんのように誰かに貰われていれば良いなと思います。

🐶 人間の不注意で交通事故

小次郎さんは散歩のとき人間から遠くには離れず、犬や猫が居ても知らん顔のマイペースなので、家の近所で車がほとんど通らない場所ではさんぽ紐を外して自由に歩いていました。しかしある日、人間の不注意でゆっくり止まりかけの車に前片足をひかれてしまいました...。ひかれたというか表面をむしられた状態で、骨は大丈夫でしたが皮がむけてたくさん血が出ました。

自家製段ボールエリザベス(エリマキトカゲ)カラー装着
大嫌いな病院で包帯を巻いてもらい
自家製段ボールエリザベス(エリマキトカゲ)カラー装着
可哀相だけど笑ってしまうこの姿


不快なエリマキ状態で恨めしそうな顔つきです、すまぬ


足は痛いけど元気はあり余っています


ゴハンを持ってきた婆ちゃんに飛びつくエリマキトカゲ

昔は野山や広い田んぼ、浜辺、学校の校庭などで犬を思う存分駆け回らせてやれましたがもうそんなことは出来ませんね。ドッグランなど決まった場所で遊ばせないと、人も犬も危険です。

🐶 ともだち?犬

避妊手術をし性別不詳の小次郎さんは、♂犬でも♀犬でも気が合えばどちらとも仲良くできます、というか本人は多分人間に近いつもりでしょう。でも走り回って遊ぶ時は、足の速い犬友達の方が良いようです。そこらでであった犬たちを紹介。

黒い子犬
これはどこからともなく現れた子犬?でした

黒い子犬
まあまあの大きさですが、腹の毛が薄く子犬っぽい

黒い子犬
人に良く甘え愛嬌者でした
いつの間にか来ていつの間にか居なくなりました


これは野良のお母さん犬、お腹に子供がいるようでした
とても大人しくてなでても平気


妊娠中で食欲旺盛、小次郎さんのゴハン
もりもりと食べてしまってましたw


甘やかされて飯争奪などした事ない小次郎さんは
『あ、あの、どうしてぼくのごはんたべちゃうの?』
という顔で、人間の顔とお母さん犬を交互に見てましたw


これは田舎の爺ちゃんの家に遊びに行った時
山道で出会った知らない♂犬


ずーっとついて来てすぐに手を出す遊びたがりでした

🐶 犬の自覚が足りません


爺ちゃんの家の土間、猫用の穴が開いています
この古い古い家はもう随分前に取り壊されました


年末、人間が年賀状を印刷して乾かしています
小次郎『なかにいれて~』


顔だけでも無理くり入りたいw
アザラシみたいな顔です


頭だけ入って嬉しそうです


この場所は小次郎さんの定位置でしたが
背中を向けて山の方を眺める姿をお父さんは
「小次郎の哲学」と呼んで笑っていました

ここまでは小次郎さんが2歳くらいまでのお話です、このあと15歳まで家族の共通の話題の中心となって生きていてくれました。飼い主、というか貰ってきた自分とは離れ離れになって、年に1~2回再会するような感じでしたが、それでも兄弟姉妹や子供のように大事な犬でした。亡くなった時は会えませんでした、お父さんが家の庭に作った墓に参り、情けない話ですが、そこから一年くらいは小次郎さんの事を思いだすだけで涙が出ました。
もう何十年も経つのに、これを書いていると色々思い出して笑ったり泣けたり、本当に不思議です。
犬だけど、犬じゃない、そんな不思議な存在でした。

一応おしまい

→ 番外編へつづく、かも?
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