うずら話 - ヒメウズラの生活

と鳥に関する雑学、たまに旅のエピソードやレトロな話などのんびりと

* * * お す す め * * *

雑記 こいつらだけは無理😭な生物

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今週のお題「怖い話」

子供の頃まさに地獄だったこと。
物心ついた時から芋虫毛虫ミミズヒルのようなどこが頭か解らない生き物が大嫌いで、道に落ちているとなるだけ見ないようにして大きく迂回したりしていました。今でこそ小さい青虫やミルワーム程度はピンセットでつまんだりできますが、子供の頃は思い浮かべただけで怖気が走るほど恐怖の対象でした。

我が家は細い一本道のつきあたりにあり、脇道もなく道の両側には住宅が並んでいるので、行くにも帰るにもその道を通らざるをえません。昔は住宅の生垣に『マサキ』を植えるのが流行っていたらしく、我が家を含めその道沿いの家のほとんどがマサキをずらっと道に面して生やしていました。そのせいで毎年温暖な季節になると地獄の小道と化していました。

地獄の毛虫道路
地獄の毛虫道路

こういう感じで、狭い道の両側にマサキがみっちり植わっておりそこにシャクトリムシが大発生しました。こいつらは木にじっとしてりゃいいものを、糸を引いてブラブラしたり、何故か道にボトボト落ちている。かろうじて虫のいない道のど真ん中を平均台を渡るようなヒヤヒヤした気持ちで歩きました。道幅が乗用車がギリ通れる位の箇所もあり、そういう所は道の真ん中まで虫が這ってきており、うっかり踏まないように見たくない虫を見ながらつま先で歩きました。踏んだ日には深緑色の中身がぶちゃっと出て、本体はグネグネうごめき…もう考えただけで呼吸が浅くなり寒気がしたものです。

ユウマダラエダシャク
ユウマダラエダシャク、こいつです

このシャクトリムシ、当然のごとく綺麗な蝶にはならず不気味な目玉模様の蛾になるわけで、当時はもう地球上にいらない生き物No.1だと思っていました。イモムシ全般のあのブヨブヨ感が悶えるほどダメです、簡単に潰れて中身が出るのもぞっとします。時々可愛いキャラクターにされていたりすると心の中で『ありえん』と全否定しています。ある洋画でガールフレンドに「イモムシちゃん」と呼びかけている場面を見た時に「は?!」と声が出ました。イモムシに模されて喜ぶ女性がいるか?バカな!巨大なイモムシがベッドで寝ている…悪夢中の悪夢です。

🌴マサキ 🌴
www.uekipedia.jp
今回調べたらマサキは病害虫がわきやすいとありました、そんなもんを家の周りにみっちり植えた上にろくに防虫処理もしてなかった当時の大人にムカッ腹が立ってきました。現在、あんな毛虫道路を出現させた日にゃ来訪者から速攻でクレーム入るでしょう。まあ、昔はいい加減でユルかったって事ですかね。

現在は道に面してマサキを植えている(愚かな)家はなく、もうあのシャクトリムシと蛾を見なくなって久しいです。本当に無駄な恐怖を何年も味わったな…あの地獄は何だったんだよという感じです。

庭木を選ぶ時は病害虫のタイプも考慮に入れるべきですね。
www.shuminoengei.jp



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