家族に♀の鳥がいると否が応でも卵について考えざるを得ない、という事で卵の製造過程について聞きかじりをまとめてみたく。
産卵のサイクル
ニワトリさんの卵は、大きくなった黄身が卵巣から離れてから卵管、子宮を経て生み落とされるまで1日かかります、ウズラも毎日産む子は類似サイクルと思われます。
出来上がった卵が排出されてから次の黄身が排卵されるのかと思いましたが、下の写真を見るとそうではないようですね?卵管内に次の卵が続々続いているようです。1日に一個しか出てこないのに不思議ですね。カリフリ農場さんの写真:一羽の鶏の体内から出てきた卵だそうです。
http://blog-imgs-78.fc2.com/k/a/r/karifurifarm/DSCN0103.jpgblog-imgs-78.fc2.com
karifurifarm.blog.fc2.com
と思ったらこのような情報が!
一日休んで調整しているとは知らなんだ!我が家の隊員はどうだろう?一応毎日産卵チェックリストをつけていますが、周期を持っていると考えた事がありませんでした、後でじっくり確認したいと思います。
下記サイト 畜産ZOO鑑さんで解説されています。
🐤 産卵量と産卵周期、産卵曲線
丈夫な卵をつくるには?
上述の産卵サイクルを踏まえ、愛鳥にしっかり丈夫な安産卵をつくってもらうには、やはり十分なカルシウムの摂取が第一です。
卵殻は夜間に形成されることが多いため、あるニワトリの実験によると『牡蠣ガラを午前中だけ与えた個体より、夕方与えた個体の方が欠陥のある卵殻を産む率がはるかに少なかった』との事なので、カルシウム分を与えるタイミングも重要ですね。
卵殻形成中の♀はカルシウムを多く含む食物を選んで食べ、それはたいてい夕方なのだそうです。♀ニワトリは何種類かの餌から、カルシウムの多い、砕いた牡蠣ガラの入った餌をちゃんと選ぶとのこと。嗅覚か味覚か?どうやってカルシウム分を知覚しているのかまだ解明されていないそうです。さらに別の実験では、
🐤 カルシウム断ちをしたニワトリをA, B二群にわける
↓
🐤 A群にはただのマカロニ、B群には穴に砕いた卵の殻(カルシウム)をつめたマカロニを食べさせる
↓
🐤 四時間後に両群に砕いた卵の殻(カルシウム)を好きなだけ食べさせる
↓
🐤 知らずにカルシウム入りマカロニを食べたB群の方が、A群より卵の殻を食べた量は少なかった
この実験を見るに、恐ろしく鋭敏な嗅覚・味覚があるか、体内にカルシウム計測器があるか、どちらかでしょうか...色々研究されていてもまだ不明というのが逆に意外な感じですね。
これらの実験エピソードはこちら↓の本の内容から紹介させていただきました、卵に関して興味深い解説満載です!
db3.bird-research.jp
著者のティム・バークヘッド氏はこんなひと
www.youtube.com
カルシウム味って どんな味
昔馬の世話をしていた時、餌に大さじ一杯カルシウム粉末をかけて与えていました。
飼い葉のレシピは
- ヘイキューブ(牧草を圧縮したもの)
- 圧ペン麦
- ふすま
- カルシウム粉
- 塩
しかし世間ではいつの間にか、カルシウム味、マグネシウム味など第六第七の味覚が出現している?ようなので、改めてカルシウムの味を確認してみたくなりました。
🐤 カルシウム味は第6の味? 米研究チームが明らかに - Newssalt
🐤 縁の下の力持ち!「カルシウム」や「マグネシウム」ってどんな味? - 味博士の研究所
今後も♀隊員がへにゃ玉を生まないよう、野菜のボレー粉和えなどカルシウム多めの午後のおやつをあげてみようと思います。
にほんブログ村
ウズラランキング