鳥の体をチェックしたり薬を飲ませる時は、左の図のように片手でそっと掴んで保定をします。人差し指と中指の間に鳥の首を挟んで肩を押さえ、他の指で体を包み暴れないように保定します。(野球のボールを持つときに少し似ているかも?)
現在療養中の波さんですが、ま~大人しく保定されていませんね。頭もイヤイヤ状態でじっとしていないし、足をケリケリして必死に抜け出そうとします。自分の持ち方が下手なのもあるでしょうが、本気で暴れられると保定を強行できません。
力を緩めずにカチッと持っていれば逃げられないのはわかっているんですが、以前それをやってヒヤッとした出来事が。♂隊員の一羽に足輪をつけるべく保定した所、猛烈に抵抗するのでしっかり持っていたら、作業終わって放した後ショック状態でヘロヘロになってしまい、回復まで10~15分位かかっていて焦った事があり、それ以来強引な保定はしないことにしています。拘束された緊張感、本人の熱と掌の熱でストレスが強くかかった為と思います。
とはいえ保定せずに薬を飲ませる事は出来ません、のでなるだけ掌で掴まずに拘束するべく
『マミー作戦 すまき保定』をやる事に...頭だけ(本当は顔だけが理想ですが)を出して首から下をタオルでくるくるっと包みます、直に掴まないだけストレスが少ないので良さそうです。まあこれでも中々薬を飲まずにモタモタしていると、熱がこもってくるのであまり長引かない方が良いと思います。回復して動きが良くなってくると保定投薬の難易度が上がりますので、嬉しいやら悩ましいやらです。
理想的な『すまき保定』は図のようなマトリョーシカあるいはマミー状態ですが、こんなにきれいに可愛く巻くのは、これはこれで至難の業だと思います。
もっと楽でうまい保定の仕方、薬の飲ませ方ないのかなぁ~
奥の手を知っているぞ!という方、いらっしゃいましたら是非ご教示ください。何卒。
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